インドネシアのコンベンション”Jakarta Super Heroes Day”体験レポ
先々週に仕事でインドネシアはジャカルタへ出張に行ってきました。
人生初のインドネシアでしたが、あらゆる面でこの国の持つ摩訶不思議なパワーに圧倒される日々。

日本を月曜出発で仕事が木曜日に終わる予定だったので、金曜日のうちに帰って来たかったのですが、飛行機のフライトの予約がとれず、土曜日の朝帰着という現実にガッカリしていた所、インドネシアのコレクター仲間からその週末に小さなコンベンションが市内で開かれる予定だという情報を入手!やった!という思いで早速金曜日に会う約束をしました。
インドネシアでは毎年Popcon Asiaという大きめなコンベンションが開かれている事は知っていたのですが、今回訪れたJakarta Super Heroes datコンベンションはショッピングモールのイベントスペースをレンタルして地元のファンが共同出資で開催している模様でした。ジャカルタ市内でもかなりの高級ショップが立ち並ぶモールで、周りがずいぶんお洒落な分、ちょっとこのコンベンション自体と訪れた大きなお友達が場違いな雰囲気が(笑)。

アメリカのコンベンションではDC、Marvelやゲーム、映画など各社が一斉にブースを出して賑わうのですが、そういった企業は参加しておらず、ファンが作ったステージで記念撮影会や地元のトイショップの出店、そしてフリーマーケットなどなど、かなりDIYな感じです。
Steve Mcnivenはインドネシアでも人気の模様。

なんと、日本が誇る大人気漫画家、榊原瑞紀先生が表紙を描いたNamorの本も売ってました!!!この本、実は私もリーフで持ってます。ちなみに榊原先生は近年ではタイバニのコミカライズ作品を執筆・連載中です!

と思ったら、この表紙はラロッカ先生で、素で間違ってました!榊原先生が描いた表紙もあるのですが、これじゃなかったです(汗)
一方、コンベンションの一角ではファンが作ったアーカムアサイラムのアトラクションがありました。アトラクションの中には有名ヴィランが投監されている牢獄や、バットマングッズの展示、そしてアーカムオリジンズをプレイできる用意が。話を聞いてみると、このスペースに地元の仲間が集まって談話したりゲームで遊ぶスペースだそうです。日本もこんなのがあれば最高じゃないか!と思いました。

そして、コミックコンベンションの(自分的には)醍醐味といえば、アーティストアレイです。
インドネシア在住のアーティストといえばBat Girlを執筆したことで知られるペンシラー、Ardian Syafを筆頭にMarvel、DC、Image、IDWで活躍するアーティストが多数います。自国で発行されているマンガ産業がほとんどないためインドネシアではアーティスト・イラストレーターは海外で仕事をする事が殆どのようです。
多くのアーティストは土日に出展するとのことで、残念ながら私が行ったのは金曜日には半分くらいしかアレイにアーティストがいませんでした。
しかしながら、前々から注目していたアーティストであるSami Basriというアーティストに合う事が出来たのは個人的にハイライトでした。アメコミおっさん会の常連である”アメコミに魂を売り渡した男”、ロヒキアさんにSamiの描いたPower girlのTPBを見せてもらったときから注目していたのですが、こういう機会に出会えたのは凄く感慨深い物がありました。
前述のインドネシアのコレクター仲間であるMartin氏にインドネシア語で紹介してもらい、日本から来ているファンでPower GirlやVoodooのアートは綺麗な線画でかなり他とは一線を画していて好きだった事を通訳してもらい、記念にコミッションも描いてもらいました。

キャラはVoodooを頼みました。他のファンはPower GirlやSuper Girl、Wonder Womanをリクエストしていた模様です。

私が描いてもらったのは当日コミッションという、その場で描いてもらう形式のコミッションだったのですが、友人のMartin氏は事前に頼んでスタジオで描いた物を当日持ってきてもらう形式のコミッションを頼んでいて、New MutantsのMagikを描いて貰っていました。

Sami Basri氏に会えて感激している中で隣に座っていたアーティストの名札が気になっているとなんとWarren Ellisの原作の作品Super Godで作画をしていたGarrie Gastommy先生でした。恥ずかしながら、その瞬間までヨーロッパの画家だとばかり思っていて、実はインドネシア人だとは夢にも思っていませんでした。緻密な描き込みを得意とする正統派ヨーロッパスタイルで名前もてっきりそっち方面の名字だとばかり思ってました。やはりオランダの植民地時代にそんな名前が増えたんでしょうか?
現在はIDWでスタートレックのコミックの表紙を描いているそうです。

こんなプリントも売ってました。トレッカーでないので欲しいとは思わなかったのですが、インドネシアにも熱心なトレックファンが沢山いるようで結構売れているようでした。

Garrie先生にもコミッションを頼みました。Daredevilの女性ヴィラン、Typhoid Maryをリクエスト。

なんとオマケでDaredevilさんも付いてきました。ありがたや~~~。
というわけで、充実した時間を過ごす事の出来たインドネシアのコミックコンベンションでした。
人生初のインドネシアでしたが、あらゆる面でこの国の持つ摩訶不思議なパワーに圧倒される日々。

日本を月曜出発で仕事が木曜日に終わる予定だったので、金曜日のうちに帰って来たかったのですが、飛行機のフライトの予約がとれず、土曜日の朝帰着という現実にガッカリしていた所、インドネシアのコレクター仲間からその週末に小さなコンベンションが市内で開かれる予定だという情報を入手!やった!という思いで早速金曜日に会う約束をしました。
インドネシアでは毎年Popcon Asiaという大きめなコンベンションが開かれている事は知っていたのですが、今回訪れたJakarta Super Heroes datコンベンションはショッピングモールのイベントスペースをレンタルして地元のファンが共同出資で開催している模様でした。ジャカルタ市内でもかなりの高級ショップが立ち並ぶモールで、周りがずいぶんお洒落な分、ちょっとこのコンベンション自体と訪れた大きなお友達が場違いな雰囲気が(笑)。

アメリカのコンベンションではDC、Marvelやゲーム、映画など各社が一斉にブースを出して賑わうのですが、そういった企業は参加しておらず、ファンが作ったステージで記念撮影会や地元のトイショップの出店、そしてフリーマーケットなどなど、かなりDIYな感じです。
Steve Mcnivenはインドネシアでも人気の模様。

なんと、日本が誇る大人気漫画家、榊原瑞紀先生が表紙を描いたNamorの本も売ってました!!!この本、実は私もリーフで持ってます。ちなみに榊原先生は近年ではタイバニのコミカライズ作品を執筆・連載中です!

と思ったら、この表紙はラロッカ先生で、素で間違ってました!榊原先生が描いた表紙もあるのですが、これじゃなかったです(汗)
一方、コンベンションの一角ではファンが作ったアーカムアサイラムのアトラクションがありました。アトラクションの中には有名ヴィランが投監されている牢獄や、バットマングッズの展示、そしてアーカムオリジンズをプレイできる用意が。話を聞いてみると、このスペースに地元の仲間が集まって談話したりゲームで遊ぶスペースだそうです。日本もこんなのがあれば最高じゃないか!と思いました。

そして、コミックコンベンションの(自分的には)醍醐味といえば、アーティストアレイです。
インドネシア在住のアーティストといえばBat Girlを執筆したことで知られるペンシラー、Ardian Syafを筆頭にMarvel、DC、Image、IDWで活躍するアーティストが多数います。自国で発行されているマンガ産業がほとんどないためインドネシアではアーティスト・イラストレーターは海外で仕事をする事が殆どのようです。
多くのアーティストは土日に出展するとのことで、残念ながら私が行ったのは金曜日には半分くらいしかアレイにアーティストがいませんでした。
しかしながら、前々から注目していたアーティストであるSami Basriというアーティストに合う事が出来たのは個人的にハイライトでした。アメコミおっさん会の常連である”アメコミに魂を売り渡した男”、ロヒキアさんにSamiの描いたPower girlのTPBを見せてもらったときから注目していたのですが、こういう機会に出会えたのは凄く感慨深い物がありました。
前述のインドネシアのコレクター仲間であるMartin氏にインドネシア語で紹介してもらい、日本から来ているファンでPower GirlやVoodooのアートは綺麗な線画でかなり他とは一線を画していて好きだった事を通訳してもらい、記念にコミッションも描いてもらいました。

キャラはVoodooを頼みました。他のファンはPower GirlやSuper Girl、Wonder Womanをリクエストしていた模様です。

私が描いてもらったのは当日コミッションという、その場で描いてもらう形式のコミッションだったのですが、友人のMartin氏は事前に頼んでスタジオで描いた物を当日持ってきてもらう形式のコミッションを頼んでいて、New MutantsのMagikを描いて貰っていました。

Sami Basri氏に会えて感激している中で隣に座っていたアーティストの名札が気になっているとなんとWarren Ellisの原作の作品Super Godで作画をしていたGarrie Gastommy先生でした。恥ずかしながら、その瞬間までヨーロッパの画家だとばかり思っていて、実はインドネシア人だとは夢にも思っていませんでした。緻密な描き込みを得意とする正統派ヨーロッパスタイルで名前もてっきりそっち方面の名字だとばかり思ってました。やはりオランダの植民地時代にそんな名前が増えたんでしょうか?
現在はIDWでスタートレックのコミックの表紙を描いているそうです。

こんなプリントも売ってました。トレッカーでないので欲しいとは思わなかったのですが、インドネシアにも熱心なトレックファンが沢山いるようで結構売れているようでした。

Garrie先生にもコミッションを頼みました。Daredevilの女性ヴィラン、Typhoid Maryをリクエスト。

なんとオマケでDaredevilさんも付いてきました。ありがたや~~~。
というわけで、充実した時間を過ごす事の出来たインドネシアのコミックコンベンションでした。
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